やまもりスパゲティ

土曜日。
学校は半日でおしまい。
さぶたんくうはおうちでごはん。
土曜のお昼は、いつもおんなじ。あきちゃん特製、山もりスパゲティ。

パスタよりもスパゲティの方が響きが可愛い気がする。
普段自分が使うのは「パスタ」の方ですが、これからは麺のパスタのことは意識的にスパゲティって言うようにしよう。言葉は大事。


ところで、前からうすうすと勘づいてはいたのですが、ようやく理解しました。
私は、絵があんまり上手くないんじゃないかと。

下手というより、上手くない。うん。地味に凹む。この現実。
なんで、たいした絵でもないのにやたら時間がかかるのか、
なんで、かんたんなポースすらバランス悪くなってしまうのかと、とても不思議だったんです。
描いても描いても上達しないのは何故なのか。
絵が上手くないのか！私！そうか！納得しました。なるほど。
子どものころから、「絵が上手だね！」と言われていたから、実はそれほど上手くないという現実に気づくのに、随分時間がかかってしまいました。
下手というか、大して才能がありません。知ってる！！！
あとですね、そもそも上手に描く気もあんまりないようです。
描くたびにあきちゃんの頭身が変わったり、スタイルが変わったりすることにも、一応気づいてはいるのです。でも直さないという。
上手い下手以前に、性格的な問題かもしれません。

でも絵って上手い人だけのものじゃないし。綺麗に描かなくちゃいけないというルールもない。
いいじゃないか！ヘタでも！！私には描きたいものがあるんです！だから、描いてる！それだけのことです！
自分が描きたいものを描く。打算しない。これを忘れてはいけない。


つまり何が言いたいのかといいますと、私は自分の才能のなさを認めて、今日から開き直ることにしました。以上。